UAE (子宮動脈塞栓術)とは
Uterine Artery Embolization

UAE(子宮動脈塞栓術)について、詳しく説明します。
UAEは、子宮や子宮内膜を傷つけることなく子宮筋腫の治療ができます。
妊娠を希望される方には、卵巣に影響がないように手術のしかたを考慮します。

UAEとは

子宮筋腫は、子宮動脈から栄養を受け取っています。UAEは、この動脈を一時的に塞いで筋腫を小さくする治療法で、子宮を温存したまま、症状の改善や消失が期待できます。

手術の方法は、足のつけ根からカテーテルを入れて、子宮動脈に塞栓物質を入れます。血管が詰まると栄養や酸素が運ばれないので筋腫は壊死し、変形して小さくなります。1年後には、筋腫は元のサイズの30〜40%程度に縮小します。

子宮の血流が阻害されるのではと心配する方もいますが、子宮そのものは子宮動脈から約8割、その他の毛細血管から約2割の血液を受け取っているので、一時的に血流が不足しても影響はありません。
また、血管を詰まらせるために使う塞栓物質のゼラチンスポンジは、自然にとけるので時間とともに血流は復活し、治療前と同じ状態に戻ります。

当院では、10年間で1000例以上のUAEを実施し、約97%に効果が見られました。

足のつけ根からカテーテルを入れて塞栓物質を入れ、子宮動脈を一時的に詰まらせることで子宮筋腫を治療する。